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2024年12月12日「変化が生み出す成長と喜び」

社長のあやっちです。
12月に入り、街にはイルミネーションが灯り、年末の足音が近づいてきました。
今年も残りわずかとなり、1年を振り返る機会が増えるこの季節。
先日、私たちの職場にも大きな喜びの出来事がありました。
それは長期療養中だったクルーの一人が7か月ぶりに復帰してくれました。
彼女が再びトーシンで働きたいと考えてくれたことは、私にとって非常に喜ばしい出来事です。
会社全体で助け合い、支え合いながら、無理なく復帰し、再び活躍できる環境を整えていきたいと思います。

さて、彼女の復帰を通じて得た「気づき」についてお話しします。

日々の生活の中では、自分や会社の「変化」を感じ取ることは難しいものです。
しかし、彼女の復帰を通じて、会社やクルー全体の「変化」を改めて実感することができました。

例えば、次のような改善や進化がありました:
•フロアMTGの変化
以前は社員ミーティングでの情報を一方的に伝える場でしたが、現在では双方向の意見交換や課題解決の場として
機能するようになりました。
•理念・ミッション・ビジョンの唱和の進化
これまでは週1回の全体朝礼で形式的に行うのみでしたが、現在では毎朝のミーティングで唱和しています。
最近それがさらに進化し、唱和内容を楽しく覚え、実践につなげるために、コミュ力メンバーが振り付けを考案。
これにより、全員が自然と内容を覚え、実践への意識を高めるきっかけになっています。
•「声掛けサンキュウ表」の発表
毎朝、昨日感じた仲間への感謝をみんなで共有する時間を設け、職場内のつながりを深めています。
  最近ではみんなが発表した後に「ありがとうございました」と全員で声をそろえることで、感謝の気持ちを味わうだけでなく、相手への敬意を示し合う習慣が定着しました。
•各自の発表の後は拍手をする
 拍手をすることで場の空気が明るくなり、一人ひとりが発表を肯定されているという安心感を得られるようになりました。これにより、仲間同士の信頼感や一体感がさらに深まっています。
•社員ミーティングでBGMを流す
 BGMを流すことでリラックスした雰囲気を作り、心地よい気持ちで一日をスタートできるよう工夫しています。
これにより、全員が気持ちよくご機嫌に業務に向かう準備を整えています。

彼女が療養期間中でも、こうした朝の取り組みは少しずつ進化し、結果として大きくスタイルが変わりました。

これらの改善は、今期のスローガンである「繋がる・挑戦・変化」のもと、日々積み重ねてきた成果です。
しかし、日常的に行っていると、その変化に気づきにくくなりがちです。
彼女の「戸惑い」を目の当たりにしたことで、改めて会社やクルー全体の「変化」と「成長」を実感しました。

最近、育児休暇から復帰したKさんにも「変わったと感じることはありますか?」と聞いてみたところ、「変わった!」という返答が返ってきました。その一言が、自分や会社を客観的に見つめ直す大切さを再認識させてくれました。

人は成長を実感することで喜びを得る生き物です。
今回、復帰してくれた彼女を通じて、会社や仲間たちの進化を実感し、それが私自身にとっても大きな喜びであることを感じました。
ダーウィンの進化論にある「唯一生き残ることができるのは、変化できる者である」という言葉のとおり、トーシンが
変化し続けていることに希望を抱いています。
そして来年の30周年という節目に向け、さらに前進していきたいと思います。

最後に、彼女が「傷病手当などに頼りたくない」「自分の力で貢献したい」という考えを持ち、復帰してくれたことは
私は彼女のことを一人の人として心から敬意を抱きます。
無理せず少しずつ体を慣らし、再びトーシンでその力を発揮してくれることを心から願っています。

「下記写真はミーティングでの様子です。
ハートビート、理念等の唱和振り付け、掛け声の様子です。
 朝陽が窓から差し込む中、明るく元気に笑顔で朝をスタート!!」





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