コラム

2025年5月9日㈱トーシンの塗装・蒸着技術【イオンプレーティング】で今あるものに更なる付加価値を!
■今回の挑戦は?
一眼レフのグリップ部に蒸着【イオンプレーティング】を施してみました。
一般的には素材色(黒)ですが、このように蒸着し、塗装で着色をすることで
金属調の様々なカラーバリエーションが再現できます。
■加工工程
①表面改質
:素材とアンダーコートの密着UPするための前処理。
また、表面改質によりエラストマー特有のブリード現象も押さえハジキ不良の軽減可能。
②アンダーコート
:素材と蒸着膜との密着性UP、塗装することで素材表面を平滑にすることで蒸着の仕上がりを鏡面にする。
③蒸着(インジウム)
:金属を蒸発させ製品に金属膜を成膜し表面を鏡面にする。
④トップコート
:金属膜は非常に薄い膜により保護膜が必要。(耐水性、耐薬性、耐摩耗性等を付与する)
また、トップ塗料に顔料や艶消し剤を添加することで様々な色合い、艶感を再現しバリエーションが増えます。
■ 更なる可能性
「これまで加飾していなかったけど、見た目をもっと良くしたい」
「機能性や物性面を強化したい」
「他社と差別化するために付加価値をつけたい」
そんな方に向けて、イオンプレーティングは“今あるもの”に新たな価値を生み出す技術として、可能性を広げています。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。