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2022年2月15日仕事に対する考え方

“仕事をする”意義、意味とは何でしょうか?”仕事をする”事で己に帰ってくる事柄とは何でしょうか?普段何も考えず、ただ与えられた役割(ロール)をゲームのデイリー消化のようにこなし続けても何も成長はしません。

突然ですが、私の趣味である某デンマーク産のブロック玩具が過去に生産していたシリーズの物語のプロローグで、全長約12万kmもある惑星探査用巨大ロボットであるマタ・ヌイは己の体内で働く労働者階級種族であるマトラン達に”Unity(団結)”、”Duty(義務)”、”Destiny(宿命)”という3つの美徳を与え、まとまりを持たない彼等を導きました。
“Unity(団結)”とはその言葉通り、部族を越え、他者との協力する事です。他者と協力することでチームワークが生まれ、さらなる高み、発展をもたらすことは我々の世界でも同じこと、会社という団体では特に尊重されるべきものの1つであると思います。これがしっかりしていないと情報の伝達不足やすれ違いが起き、組織は混乱しやがて取り返しのつかない事態に陥るでしょう。
“Duty(義務)”とは任された仕事を指します。それぞれが課せられたタスクをこなし、世界に貢献します。与えられた仕事は人それぞれに違います。自分だけで完全完結する仕事ならまだしも、次工程がある仕事は与えられた事”だけ”をしているだけでは義務をこなしたとは言えないでしょう。自分がする中で起きた事象、現象を次の工程へ情報付きで流さないと、義務はおろか、団結すらそこには無いでしょう。
“Destiny(宿命)”とはそれぞれの生涯における真の目標を指します。与えられた宿命はそれぞれの行いによって変化はしますが、各自それぞれ進むべき道を歩みその生涯を全うします。これは解釈が難しいところではありますが、会社で例えるならば、団結と義務を全うする中で、後世に何を残すか、会社に居る間に何を成すか。といったところでしょうか。

さて、マトランはマタ・ヌイの中で働く人間で言う血液のような役割を持った生き物です。マトランが働くのを止めてしまえばマタ・ヌイは機能を停止してしまい、結果的にその中で生きるマトラン達にも影響が及びます。それを理解しているからこそマトランは仕事に精を出し、日々を送っています。マタ・ヌイを会社に例えるならば、マトランは勿論私達社員やパート・アルバイトという立ち位置です。私達が疎かな仕事をしていれば、会社が苦しくなり、それは最終的に私達に帰ってきます。自分自身が何を考え、どのように仕事をし、何を会社に還元できるか、常々考えながら働く事で自分だけでなく、会社から成長させることができるのではないかと思います。

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