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2022年5月10日夢をかなえる第一歩がスタート 【27期経営計画】

夢をかなえる第一歩がスタート

今年のGWはなんと3年ぶりに行動制限もないGWとなり、トーシンでも長い人では10日間の休みという方もいて、かつ天気の良い日も多く、過ごしやすい気候でしたので、みなさんいろいろ楽しんでこられたことでしょう。
さあ、新たな期のスタートです。気持ちを切り替えて、明るく・元気に・笑顔で・楽しく仕事をしましょう!!

さて、5/9は株式会社トーシン27期の経営計画発表会でした。
昨年11月に代表を交代し、初の経営計画発表会となりました。

私が社長になって初めての発表会ということもあり、プレッシャーもありましたが、自分自身に「とにかく私は社長一年生なのだから、例え失敗してもいい、これからの私の成長する姿をみんなに見てもらうチャンスだし、みんなの胸を借りる思いでこの一年を臨めばいいのだから」と考えると意外と気持ちも楽になり、熱意をもって、自分の想いのたけを全力で伝えることができた気がします。

26期を振り返ると目標も達成できず、反省すべき点もたくさんありましたが、26期は今までできなかったことがたくさんでき、これからのトーシンの可能性が見出せた実りある一年だったと思います。

今回は社長になったことを機に会社の「理念」と「ビジョン」を作成し、発表会で説明する機会を設けました。
皆からしたら「なにそれ」「そんなの無理」「何、夢みたいなこと言っているの」など、いろいろな意見もあるかと思いますが本当に「オールトーシン」が実現できたら、叶えることができると信じています。

この夢をかなえる、第一歩がスタートしました。

今期は「オールトーシンの実現を目指す!!」という方針のもとスタートです。

「オールトーシン」とは全社経営、全社営業ということ。それぞれの部署やそれぞれのポジションで、【責任】を持って役割を果たすことは当然なのですが、そこにトーシンではプラス【情熱(パッション)】を持って役割を果たすことです。
そうなることでそれぞれの部署が、上手く回り出し、最大の力を発揮し、ビジョンに近づけると思います。
そう、部署やポジションはあれど「みんな繋がっているということ」です。

オールトーシンはここ数年、言い続けてきた言葉ですのでトーシン内では言葉としてはかなり浸透してきましたが正直、まだ「オールトーシン」にはなりきれてないところが多々あります。

ですので、今期はこの「オールトーシン」の土台作りとして「意識改革」「意識統一」を図りたいと思います。
そのためにはまずは意識を変えるために言葉が大事ですので社内での呼び名を変えていくことにしました。

1つは社員・バイトという呼称を「クルー」に統一します
26期は一緒に働く仲間に興味を持ち、みんなで協力し合い、助け合い、補い合うことでオールトーシンを目指そうと「声掛けサンキュウ表」という活動もしてきましたがなかなか浸透しないし、一体感も出てこない。なぜだろうと考えた時に、日常のみんなの話を聞いていると「あの人社員やのに」「私らバイトやから」の言葉が飛び交っています。

トーシン内には「社員」と「バイト」というのはあくまでも雇用形態の違いであり、労務上の区分となります。
業務上では社員もバイトも関係なく、みんなが共通して思ってくれていることは「より良いものを作ろう」「より良い職場を作ろう」「よりお客様に喜んでもらう」という「よりよくする」ことです。なのに、時として業務上で「社員」「バイト」という労務上の区分が「意識の格差」を生み出し、色々なものを阻害していることに気づきました。
会社を「よりよくする」ために「社員」が上とか「バイト」が下というのはないですし、もちろん役職も社長が上で、役がないから下ということもありません。「よりよくなる」ためにすることは皆、同じ立場であるということです。
極端な話、私が工場内へルールを破って帽子を被らず入ったとしたら、これからは「社長だから言えない」ではなく「社長であっても言う」ということです。それが「よりよくする」ことに繋がります。

私は風通しの良い会社、切磋琢磨してみんなで成長する会社を目指しています。なので、今までのようにバイトの方は自分たちがバイトなので社員には注意できないからと言って私や部長に相談に来ることは決して風通しが良いとは言えず、逆に人間関係を悪化させてしまうことに繋がります。ですので、今後は遠慮無用です。働きやすい職場をみんなで作っていきましょう。自分ばっかりと我慢する必要もないです。それもストレスですので思うことは伝えましょう!!絶対にみんな、ちゃんと受け止めてくれる仲間だと思います。

クルーとは船の乗務員のことです。トーシン号という船に乗る乗務員として長い航海の中で荒波もあれば、時には平穏なときもある。でもみんなで力を合わせて協力し、苦難を乗り切り、成長し合える仲間としてやっていき、目的地に無事到着したいという想いがあり、クルーという呼び名に決めました。クルー全員で一体になり、切磋琢磨し、ビジョンを叶えていきたいと思います。

2つ目は塗装、蒸着をする方を「オペレータ」と呼んでいましたがこれからは「エンジニア」とします。
ただ、機械操作が出来ればよいのではなく、よいものを作るために問題解決ができる人財を目指して頂きたいと思います。
そうなる為には「機械の構造を知ること」「塗料の特性を知ること」「やってはいけないこと、やらなければならない事、そしてその理由が分かること」「ノウハウやコツの記録が蓄積出来ること」「常に作業内容に疑問をもち、効率と精度を求められること」そういう人財を目指して頂きたいと思います。

機械で出来映えや品質が変わるなら、良い機械を入れれば良いのですが実際そうではない。それはなぜか?
それはやはり人のエッセンスが加わるからだと思います。
そこを磨いていけば、他社との差別化に繋がり、トーシンの優位性になることは間違いと思います。
「目の前にあるものをただ作るオペレータ」から「より良いものを作るために問題解決ができるエンジニア」を目指して頂きたいと思います。

コロナに引き続き、我々の取り巻く経営環境はかなり厳しい状況となっております。今までの感覚では想定しえないことが正直、起こっていますが、嘆いても始まらない、自分たちで自分たちの身を守る!!
そう、これはトーシンにとって、大ピンチのように見えて、実はトーシンにとっては大チャンスに成りうる大変革のタイミングがやってきているのだと心の底から信じております。

「オールトーシン」で乗り切るぞ!!

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