コラム

2025年7月4日真空蒸着(イオンプレーティング)とは?トーシンの技術と特長をご紹介
【概要】
弊社での蒸着技術は主にイオンプレーティング方式で加工させて頂いております。
様々な用途に応じて、加工条件や蒸着金属を選定し、多くの製品に採用頂いております。
【技術の特徴】
イオンプレーティングは、物理蒸着(PVD)の一種で、対象物の表面に高密着な金属膜を形成するコーティング技術です。
この方法では、真空環境で金属材料を加熱し蒸発させ、その蒸気をプラズマ中でイオン化し、基材に堆積させて皮膜を形成します。
・密着性:イオン化し高エネルギーで製品に衝突させ成膜するので密着性がいい。
・純 度:真空中で行うため不純物の混入が少なく純度の高い金属の成膜が可能。
・意匠性:金属そのものを成膜するので樹脂製品(金属ではない素材)でも金属感のある高級な仕上がりが可能。
【お悩み解決】
・金属感のある高級な仕上がりにしたい。(素材:樹脂、金属でも可能)
・蒸着膜の密着性を改善したい。
・金属感はそのままでメッキから蒸着に変更したい。
・カラーバリエーションを増やしたい(蒸着後のトップコートで顔料添加することで多彩な色を再現できます)
【最後に】
弊社では、「お客様のつくりたいイメージをカタチにする」ことをコンセプトに、
日々技術を磨き、製品づくりに取り組んでいます。
あんなこと、こんなことがしたいとイメージされている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。