コラム
2026年10月6日「くっつきにくい」を解決!接着強度を高める前処理、「表面改質」!
「なぜあの素材はくっつきにくい?」「接着剤をいろいろ試したけれど、どうしても剥がれてしまう」などのお悩みはございませんか。
「表面改質」ならその悩みを解決できるかも知れません。
【くっつかない原因とは?】
接着剤が本来の性能を発揮するためには、材料の表面にしっかりと「濡れ広がる(なじむ)」必要があります。
しかし、「難接着プラスチック」の表面には接着を阻害する要因が潜んでいます。
(難接着プラスチック:ポリエチレン(PE)・ポリアセタール(POM)・PP・フッ素など)
素材の分子構造が安定しすぎて、接着剤をはじいてしまうからです。(濡れ性が低い状態)
【表面改質で接着力を高める】
表面改質を行うと、材料の表面が「接着しやすい状態」に生まれ変わります。
① 濡れ性の向上(親水化): 表面のエネルギーを高め、接着剤を隙間なく材料に密着させることができます。
② アンカー効果:微細な凹凸を意図的に作り出し、凹凸に接着剤が流れ込んで固まることで強固に固定されます。
【写真】


【最後に】
「難付着素材」への接着の成否は「前処理」で決まります。
現在、接着不良でお困りの方、これから新しい難接着材料の採用を検討されている方は、
接着剤の変更だけでなく、ぜひ「表面改質」という前処理プロセスの見直しを検討してみてはいかがでしょうか。





