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2026年5月29日【塗装品質と温湿度の関係性】

■概要
 塗装工程において、温度と湿度は品質を左右する重要な管理項目です。同じ塗料、同じ設備、同じ作業者であっても、
 温湿度が変化するだけで外観不良や密着不良が発生することがあります。

■温湿度が塗装品質に与える影響
 ①温度が高い場合
 ・レベリング不良(ゆず肌)
 ・ガン先での塗料乾燥
 ・密着不良
 ・光沢低下

 など、特に夏場は塗装表面が先に乾燥し、内部の溶剤が抜けきらず後からピンホールやブリスターの原因になることもあります。

 ②温度が低い場合
 ・タレ
 ・塗装ムラ
 ・密着不良
 ・光沢不良
 
 など、特に2液硬化型塗料では化学反応速度が低下するため、硬化不足が発生することがあります。

 ③湿度が高い場合
 ・白化現象
 ・ブリスター
 ・光沢低下、乾燥不足
 
 など、特に塗装時の溶剤が飛ぶ際に結露が発生しやすく白化が発生することがあります。

 ④湿度が低い場合
 ・静電気が発生しやすく異物付着増加
 ・レベリング不良
 
 特に、樹脂製品の塗装では静電気による異物不良が増加することがあります。

■推奨管理条件としては
 一般的に
 ・湿度 20~28℃
 ・湿度 45~65%
 ・塗料液温 20~25℃
 が推奨されます。

■【最後に】
 塗装品質は「塗料」「設備」「作業者」の技術だけでは決まりません。
 温度は塗料の粘度や乾燥速度を左右し、湿度は塗膜形成や密着性に大きな影響を与えます。
 特に、蒸着品のような高意匠性商品では、温湿度管理が品質安定に鍵となります。
 
 弊社では、日々塗装管理を行うことでお客様へ安定した商品を提供できるよう、技術を磨き、
 製品づくりに取り組んでおります。

 「こんなことができる?」と感じた方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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